Q-STARのSDGs部会は、2024年11月19日から20日にかけて、フランス・サン=ジェルマン=アン=レーにある「iXcampus」で開催されたアラン・アスペクト・シンポジウムに参加しました。会場となった「iXcampus」は、イノベーションの新たな拠点として注目され、スタートアップや学術パートナー、国際会議センターを擁しています。パリ中心部から約20km西に位置し、2025年までにさらなる施設拡張が予定されています。
このシンポジウムは、気候変動の研究とその緩和に向けた量子技術の応用に焦点を当て、基調講演、分科会、パネルディスカッションといったプログラムで構成されました。
Q-STARを代表して、SDGs部会の松岡智代氏がパネルディスカッションにて登壇し、日本の量子コミュニティについて紹介しました。Q-STARは、ユーザー企業が多数参加している点が海外のコミュニティと比較して特徴的であり、その点において特に注目を集めました。
シンポジウム会場では、産業界、学術界、新興企業が集まり、それぞれの研究成果や製品、取り組みを紹介する展示ブースが設置されました。Q-STARのブースでは、SDGs部会が制作した映像「SDGsにおける量子コンピュータの活用によって期待される未来像」を上映。Q-STARの活動内容や成果を発信し、加した海外の業から関心を集めることができました。
動画「SDGsにおける量子コンピュータの活用によって期待される未来像」