共同研究の開始と社会実装を加速させるソフトウェアプラットフォームの具現化へ
一般社団法人量子技術による産業創出協議会(Q-STAR)と国立研究開発法人 産業技術総合研究所量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)は、7月11日に「量子未来の舞台 ~社会実装とビジネス機会~」と題した共同シンポジウムを開催しました。
参加者が量子技術の実践的な活用価値を発見し、量子時代に向けて次の一歩を踏み出すことを促すとともに、業界を牽引するリーダーたちとの出会いの場を提供することで、ビジネス創出や事業改革の足がかりをつくることを目的としたこのシンポジウムでは、官公庁、国内アカデミア、民間企業、有志国大使館および海外産業団体など、業界を牽引する国内外の産官学の関係者が一堂に会し、業界の最新動向に関する情報共有や、量子産業の創出および発展に向けた取り組みの紹介、そしてその課題についてグローバル視点での意見交換が行われました。
Q-STARとG-QuATの間では、共同研究契約の締結が発表され、量子コンピューティングの社会実装を加速するためソフトウェアプラットフォームと実際に検証できる大規模な計算機環境の整備の重要性が提示されました。ソフトウェアプラットフォームに関しては、これまでのQ-STARの活動の中で具体的に実証を進めてきた活動と、それを踏まえたソフトウェアスタック図が発表され、ユースケースとその課題解決がすでに実践フェーズに来ていることが示されました。
開催日時
令和6年7月11日(水)
第1部13:00~16:00 一般公開
第2部16:15~17:15 関係者限り
第1部13:00~16:00 一般公開
第2部16:15~17:15 関係者限り
開催場所
虎ノ門ヒルズフォーラムメインホール
プログラム
プログラム詳細はこちらから
【本シンポジウムにおけるその他資料】
共同研究契約締結 Q-STAR-GQuAT
ユースケース検証の実施と共通ライブラリ
量子コンピューティング領域のソフトウェアスタック図