2025年9月9日、Q-STARとG-QuATの共同主催によるシンポジウムが開催されました。会場には世界各国から企業、研究機関、コンソーシアムの代表者が集結し、量子技術をいかに社会へ実装していくか、そして新たなビジネスの可能性をいかに切り拓いていくかについて、熱気あふれる議論が交わされました。


シンポジウム冒頭では、Q-STARの島田代表理事が登壇し、技術と社会をつなぐためのエコシステムの重要性を強調しました。また、国際的な連携によってこそ新たなイノベーションが生まれるとし、持続的な成長に向けた展望を示しました。
続くセッションでは、企業やコンソーシアムの代表者が登壇し、量子技術の応用事例やビジネス展開の可能性を共有。参加者同士が相互に意見を交わすことで、量子技術がもたらす新しい産業構造や社会システムの将来像が浮き彫りとなりました。


今回のシンポジウムは、量子技術の実用化を推進するうえで「国境を越えた協力」がいかに重要であるかを再認識する場となりました。社会実装に向けた多岐にわたる課題解決にむけて、国際的な議論を通じてその解決策を探り、共通のビジョンを共有することが、未来への第一歩となります。
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